ユベントスコーチブログ J’s Voice!
2013年02月21日
NPO法人ユニオンスポーツクラブ ユベントスJFCスポーツ少年団(以下ユベントス)Jコーチの勝手につぶやくブログです!お時間があるときに気楽にお読みください!
ごあいさつ 念願のブログ始めました! 2012年11月28日(水)スタート
日々の活動の中でご父兄の皆様などにお伝えしたいことや気がついたことがたくさんありますがなかなかその機会がありませんので思い切って個人的なブログをスタートしました。3日坊主にならないように継続してアップしていきたいと思います。ご意見・ご質問・ご要望等ありましたら、Jコーチ直通メールまで(←ここをクリック)お願い致します!
voice no.015 挨拶とは 2013年2月21日
『挨拶(あいさつ)』という言葉の語源を知っていますか?
以下の文章は埼玉県の八潮市を中心に活動しているジュニアユースのチームCAアレグレというサッカークラブの監督ブログからの引用です。
挨拶(語源「胸を開いて相手の心に迫る」)
挨拶=「胸を開いて相手の心に迫る」ということは、〝ルール?だからイヤイヤする挨拶に何の意味もなく、自発的に行うものです。自分の方から積極的に相手の心に迫る、もしくは相手を敬う、そういう意識があって初めて〝挨拶?なのです。自分は恥ずかしがりやだから・性格的におとなしいから挨拶はどうも苦手だという人は、結局逃げているのです。自分の胸を堂々と開いて相手の心に迫れない人は、勇気のない人間だと思います。勇気のない人間が、「上手くなりたい/プロになりたい」という言葉に力はないのです。挨拶がよく出来るということは、チームの雰囲気を明るくします。また、挨拶を交わすということは、他人に対する思いやりにもつながります。明るいチーム、相互を思いやる心を持ったチームだから<アレグレ>なのです。
CAアレグレHP(http://star.ap.teacup.com/alegre/)より引用
この文章を読んで挨拶とは双方向のコミュニケーションではなく、自分はあなたに心を開いているということを伝えるためのもので一方向に向かったものだったんだと理解しました。もちろん相手も同じように挨拶をしてくれたら双方向になりますが。ですから、相手が挨拶を返してくれないから挨拶をしないというのは間違いで自分が心を開いている事を伝えるということは相手の態度に関係なくするべきだと思いました。そして、この一方向ということで次に自分の頭に浮かんだことは、AKB48※の゛君のことが好きだから"という曲の中に出てくる『愛とは返事を 求めない声さ一方的に贈るもの』(下に貼り付けたPVの0:53に出てきます)というフレーズです。この歌詞もよく考えると自分が何をするかということが大事で相手の態度がどうこうではないという風に解釈できると思います。この二つのことから大事なことは自分が何をするか、自分がどんな意思を持っているのかということでどちらも主体は自分です。「私が、僕が、俺が」という英語で言うI am の Iという一文字が何か行動をする時に必ず必要になるということだと思います。
自分はこの考え方がサッカーをする上でとても大事だと思っています。例えば、サッカーの試合中に特に負けているときや疲れている時にボールを持った選手が回りの選手に向かって『走れよ』とか『パスが出せないよ』とかいう言葉を言います。こういう選手に限って仲間がボールを持った時にも走りません。この選手の主体は自分ではなく自分以外の選手です。何でお前は走らないの、何でまわりの仲間は助けに来ないのと自分以外の人のせいにしています。こんな選手が多いチームは絶対に勝てません。こんなチームは絶対に魔のサイクル(足が止まってしまう時間帯)が訪れて失点を重ねるでしょう!苦しくても負けていても僕が突破する。自分はチームのために走る。俺は仲間を助けるんだ!と自分が主体になっている選手が多ければ魔のサイクルが訪れず逆転の可能性があがると思います。こんなチームにするためにも日頃から挨拶の意味を理解させて自分を主体に生活していって欲しいと思っています。
選手も指導者も練習や試合中のコーチングをする時に「何で?」から「私は○○だと思う」に変わらないといけません。子供たちがそんな考え方を持てるようにユベントスでも指導して行きたいと考えています。上手な選手に限って『何で○○なんだよ!』を連発していますんで・・・。最後に自分も元気に明るく挨拶をして、指導中や親子の会話でも「何で○○なの?」とか使わずに「自分は○○だと思うよ」と言えるようにします。(断言)
※自分はAKB48のコアなファンではありません。数年前に担当した中学生の中にファンがたくさんいたのでCDを借りて聴いて見ると何だか懐かしいメロディーが多く曲が気に入りました。最近の曲よりも初期の時の曲が自分の世代には懐かしくて良いです。何を隠そう学生時代に自分はAKBのうみの親の秋元康氏の奥さんと木村拓哉の奥さんの大ファンでした。
voice no.014 元気ハツラツ! 2013年2月20日
先週末は久しぶりに低学年を引率して練習試合に行ってきました。とにかく、1・2年生は元気です。バスで出発すると車内には大きな声が飛び交います。あー元気だなぁと最初の5分は思いましたがそれ以後は・・・!運転に集中しながら何の話をしているのかと思えば、ポケモンなどの話でサッカーの話をしている子はいませんでした。これがサッカーの話でうるさいぐらいになったらよいなと思いながら会場へ向かいました。
写真は上の4枚が土曜日の芝支所の様子で、下の3枚が日曜日のユベントス体験会と最後のグランド整備の写真です。
土曜日の芝南での練習試合では強風とぬかるみも気にせずに走り回っていました。小さいコートで4面作られていましたがそのうち3面をユベントスが占めるなど見るのが大忙しでした。特に目を引いたのが2年生の頑張りです。前回、同じ会場での練習試合ではボロ負けの試合が多かったですが今回は相手からボールを良く奪い返し、逆に相手からは取られずにボールを運べていました。特に後から入ってきたM君が良く頑張っていました。2年生もあと数名人数が増えればとてもよいチームになると思います。1年生は、本当に元気に頑張る選手が多く、見ていて楽しいです。最終戦で接戦でやぶれると悔し涙を流しながら着替えをしている選手もいました。その一方でなかなかディフェンスに頑張れなく、ボールの近くをゆっくり走っている選手が数名見られます。試合中に声をかけますが走り回ることが出来ません。何度も声をかけると怒られていると感じてしまうのか萎縮してしまっている様子でサッカーが楽しそうではありませんでした。その日はボールを奪うための練習をしてからは、様子を見ていましたがやはりボールを奪いに走ることは出来ていませんでした。
日曜日の1年生は、午前中はユベントス体験会兼練習で午後からは移動しての練習試合というハードハードスケジュールです。昼食の時間もまともに取れずにローテーションで試合の合間に食べるくらいでした。それでも、本当に1年生は元気いっぱいです。そして、試合では昨日、相手に当たりに行けずにいた選手がどんどんぶつかって相手からボールを奪っています。サッカーに行きたがらなかったと後から話を聞きましたが試合で自信をつけて、前向きにサッカーに取り組んで欲しいと思いました。本当に子供はどんなきっかけで変わるか分かりません。帰りのバスでは、引率していた自分らは疲労困憊ですが選手からは『あと2・3試合は出来たな!』という声が聞かれ本当に元気だなと感じました。この2日間審判とお手伝いを頂いたしていただいた紺野さんにはとても感謝しています。この場を借りてお礼を言いたいと思います。また、低学年のお父さんで審判などをお手伝い頂ける方がいましたらお声掛けください!低学年の引率はいろんなことがあり面白いですよ!
voice no.013 再会 2013年2月14日
今週の火曜日、久しぶりに桶川中のナイター練習に顔を出しました。昨年までは、毎週、朝日ジュニアの指導者として行っていたグランドに第1回のユニオンスポーツクラブ軟式野球教室の補助のため顔を出しました。ユベントスのブログになぜ野球教室の事を書き込むのかと疑問に思うかも知れませんがご了承ください。
野球教室は昨年の9月頃から企画をしていましたがなかなか広報が行き届かずに開催が先遅れていました。来年度の4月からの開催と考えていましたがここに来て参加希望の声が少なからず聞かれてきたので2月12日にようやく第1回目を開催をすることが出来ました。参加してくれた小学生の中には自分のサッカー少年団の同期の息子さんがいました。今では息子の少年野球チームのコーチをしているということでそのチームの監督さんとその息子さんも一緒に参加してくれました。そして、指導者をしてくださる田村さんの息子さんも実は自分の同期です。サッカーが縁で知り合った仲間と野球を通じて桶川中のグランドで久しぶりに会えうのはとても不思議な感覚でした。ちなみに指導者の田村さんは早稲田実業で王貞治氏とバッテリーを組み甲子園での優勝経験のある方です。小学校のときに田村さんの家に遊びに行ったときに居間にあった賞状やメダルを見て驚いたことを今でも鮮明に覚えています。『何で息子は野球をやらなかったんだ』とその時は疑問に思いましたが今話を聞くとその当時は河合楽器というセミプロのチームの監督をしていて年に数回しか家に帰らなかったらしく気がついたら子供はサッカーをやっていたそうです。
自分は少年団時代の仲間とは今でも年に数回ですが飲み会などで会っていて、高校や大学の仲間よりも地元の小・中学生時代の仲間よりも少年団時代の仲間との結び付きがいまだに強いです。しかも、自分らよりも親たちのほうが頻繁に今だに集まっています。
ですから、現役のユベントスの皆さんにもいろいろな所から集まった仲間を大切にして行って欲しいなあという思いが強いです。GReeeeNの歌詞にある、「巡り合えた それって『奇跡』」だと思います。そして、楽しい・苦しい・悔しい・悲しい思いなどを共有して『軌跡』を作って行って欲しいと思います。
自分なんか25年以上たった今でもPK戦で蹴ったボールがフェンスを越えて川に流れていってしまったことを仲間にからかわれています。そんな伝説・思い出をたくさん作ってユベントスでのサッカー生活を楽しんで欲しいと思いこの文章を書き込んでいます。今週は久しぶりに昔の仲間と会って思ったことを書きましたので、先週、予告したリフティングの必要性は来週にしたいと思います。
voice no.012 先週末のプチハピ ② 2013年2月7日
先週末の日曜日は1~3年生は9時から11時半の午前中のみの練習、4年生はお弁当もちで9時から15時の一日練習です。今年度になって、いずれ一日練習をやってみようと思っていましたがついに実現できました。昨年末に企画した時は雨が降ってしまい出来ませんでした。
午前中は1~4年生の縦割りでの練習とミニゲームでした。全員を5チームに分けて4年生を中心に選手たちがウォーミングアップのメニューを考えて取り組みました。コーンを並べてドリブルをしているチームもあれば、シュート練習をしているチームもあります。いきなりミニゲームを始めているチームもありました。それぞれのチームが工夫して取り組んでいました。予定の時間が終わると今度は全体でリフティングとドリブル練習をしてから、その日は節分ということもあり、4年生には鬼役をやってもらい、低学年が豆ではなくテニスボールを豆代わりに鬼にぶつけるという『豆まきゲーム』をやりましたが全員でワイワイ大いに盛り上がりました。
そして、4年生だけになっての午後の練習では少しうれしい出来ことが。それは、3年生の二人の選手が自主的に参加してくれたことです。土曜日に人数が少ない中で一緒に戦ったことが影響したのか上の学年の練習に自ら参加するということはとても素晴らしいことだと思います。人数もちょうど良くなり、練習は進みました。
土曜日の試合で戦っていた選手はこの日も練習から戦ってくれました。休憩時にその選手の足を見ると擦り傷だらけです。そして、最後の練習となったミニゲームでは、さらにうれしい事が…。土曜日の試合で、自分より大きい相手に体からぶつかっていけずに足先だけでボールを取りに行っていた選手がそのミニゲームでは、体を投げ出してボールを取りに行っていました。この選手が勇気を出したということもありますが常に戦い続けている数名の選手の気持ちと下の学年選手の上手くなろうという気持ちが伝染していった証拠だと思います。4年生は人数が20名を越えていた時期があり、どうしても周りに依存がちで積極的に行動が出来ないという印象でした。それがここに来て数名の選手の頑張りから徐々にチームとしても個人としても積極性が出てきました。後は、リフティングやドリブルなどの個人練習を地道に出来るかどうかだと思います!そのリフティング練習の必要性については来週触れたいと思います!今週は土日共に印象的なことがあったので2回に分けて投稿しました。 ※プチハピとは、プチハッピーということで. 文字通り、「ちいさなしあわせ」のことです。
voice no.011 先週末のプチハピ ① 2013年2月6日
先週末の土曜日は、上尾中央ライオンズ大会がありました。その日は、朝からメールと電話が頻繁にありました。低学年の父兄からの練習の休みの連絡や大会に参加する選手の親からも相次いで体調不良などでの休みの連絡でした。集合時間が近づいても5・6名しか集まっておらず、試合が成り立たないのではと思う感じでした。子供たちは通りを走る車を見て、『○○来たー!』とか騒いでいます。そして、大会には18名で参加する予定でしたが集合時間の30分前にはどうやら全員来ても10名の予想です。慌てて、下の学年の2人の選手へ緊急招集のメールをしました。いざ、集合時間を迎えるとやはり10名でした。しかも、1試合目の対戦相手は北足立のチャンピオンの上尾朝日です。
下の学年のN君からはこちらに向かっているという連絡があり、N君を待ちつつ、試合の準備をしていると『N君来たー!』という声がし確認すると全然違う選手で、また同じ選手が『N君来た』というので再度確認するとまた違う選手です。他の選手から『N君の顔覚えてないだろう!』という突込みがあり、笑いが起きるなどリラックスした良い雰囲気でした。そして、10分前の集合時間になり、10名で選手の確認を待っていると急遽駆け付けてくれたN君が会場に到着しました。アップも何もしないまま、N君はそのまま選手の中に混じり試合開始です。
そんなドタバタの中で試合開始でしたが試合が始まると、全く相手の陣地へ入れません。まさに防戦一方の展開でした。朝日の選手は個々の技術もさることながらゴール前でのアイデアもあります。ペナルティーエリアであれだけパスをつながれたのは初めてでした。それでも、何とか体を張り耐えていました。スライディングはもちろん相手のクロスを顔面に受けて、口から出血し目元もボクサーのように腫れている選手もいます。開始前には立ち上がりの5分間は失点しないようにと話をしていましたが開始から15分過ぎてもなんとか耐えていました。しかし、前半終了間際に朝日の30番の選手の左足の強烈なミドルシュートが突き刺さり失点しました。30番の選手は右利きだと思うので利き足でない左での強烈なシュートですから、ドリブルはもちろん蹴る事に関しても相当な努力をしているんだろうなと思いました。
そして、後半は得点が動かずに0-1の敗戦でした。終わってみるとよく1失点で耐えたなという感想です。その後の2試合は、チャンスがありながら決めきれずに2試合とも後半の残り1分という時間に失点しての0-1の敗戦でした。もちろん順位は最下位ですが得失点のみでみると朝日に次ぐ2位ということでしたのでこの日の粘りが現れていると思いました。この日は普段GKをやっている選手も全員休みで交代でGKをやることにしましたが3試合目が始まる前には、1試合目にGKをやり、本当はフィールドで試合を出たいはずのY君が『3試合目もGKやるよ』と自らGKを名乗り出てくれました。その言葉を聞いて人間としての成長を感じうれしくおもいました。試合後には、対戦相手の数名の指導者から『本当に良く頑張るね』と声をかけていただき、自分としては『強いね、上手いね』と言われるよりもうれしく思いました。また、最終戦が終わり泣いている選手が数名いました。普段泣いていない選手も泣いていて、その涙を見てこのチームはどんどん良くなると確信しました。この気持ちを持って翌日の練習でも戦って欲しいと思い会場を後にしました! ※プチハピとは、プチハッピーということで. 文字通り、「ちいさなしあわせ」のことです。
voice no.010 きっかけは・・・・! 2013年1月30日
先週末に自分の担当している幼稚園児を引率してサッカーの練習試合に行ってきました。10名の年長さんが参加し3試合行いましたが結果は、全試合大敗でした!対戦相手には、足の速い子やキック力のある子などがいたということもありますが試合中にボールを見ていなかったり、ボールを追わなかったりという子が多く、全体の頑張りの差が如実に出ていました。その日は、10人中9人のご父兄が観戦に来てくれていました。自分としては日ごろのサッカークラブから毎週大きな声をかけてもあまり頑張らない子でしたが親からの声援を受ければいつもよりは頑張るだろうと思い期待をしてみていました。しかし、結果はいつもとあまり変わらずにあまり走れていませんでした。その様子を見ていた父兄からは嘆きの声などが聞こえてきました。自分も落ち込み、その日の夜はどうしたらもっとサッカーに集中して取り組ませられるのか、何が足りなかったのかいろいろと考えました。
そして2日後にサッカークラブがあり、練習試合に参加していた子供達もいつも通りに元気に参加してきました。その日の練習を見て自分は驚きました。いつもどんなに自分が声をかけてもあまり頑張る様子を見せなかった子供がとても良く走りボールを追いかけています。そして、初ゴールまで決めた選手もいました!あの練習試合の後から次のサッカークラブまでの間に何があったのかは分かりませんが練習試合に出たことがきっかけで”やる気にスイッチ”が入ったのは間違いないと思います!今までのこのような週末の試合に参加する子供は、クラブ員の中でもサッカーを頑張る子供たちで運動能力が比較的高い子供が参加していましたし、自分もそのような子供に主に参加するように声をかけていた気がします。ですが、今回の試合を通して、考えが変わりました。いろいろな経験が子供たちを変化、成長させるということを改めて認識し、自分もどんどんいろいろなことを仕掛けて行きたいと思いました。本当に子供の可能性は無限大と感じ、来週のサッカークラブの様子を見るのが今から楽しみです。 でも、元に戻っていたら・・・!
追記 次の週もよく走り頑張っていました!
voice no.009 褒めて伸ばすとは! 2013年1月23日
今週の内容は、先週の最後にお伝えしたように1月12日(土)に行われた埼玉県の総合型地域スポーツクラブのネットワーク、ふぁいぶるクラブの連絡協議会で隣席し懇親会にてお聞きした話について書きたいと思います。
お話させて頂いた方は根本 重光さんという川口市でスパイダー蓮浄院ボクシングジムの会長をしている方でボクシングファンならばスパイダー根本と言えば知っている方はいると思います。経歴はすごくて日本フェザー級チャンピオン史上連続防衛記録(連続13回)を持っていて世界ランキング4位で引退した方です。自分も格闘技は好きでテレビでよく見ますが、ボクシングに興味を持ったのは自分が高校の時に数学の先生が見せてくれたドキュメント番組がきっかけでした。その番組は、ボクシングの名トレーナー、エディー・タウンゼント氏のことを取り上げた番組で最後の弟子で世界チャンピオンとなった井岡選手とのことが中心に構成されていたと記憶しています。細かい内容までは記憶にありませんがとにかく感動的な内容でした。そのことを根本さんに話すと根本さんからは『俺はエディーに指導を受けたことがあるよ』という返答でした。自分にとって伝説のエディータウンゼント氏に指導を受けた人と話していることがとても驚きでどのような指導だったのかたずねました。
『エディーはとにかく、良いパンチ(その人が得意なパンチ)は絶対に褒めないで、すごく厳しいことを言う、その代わり悪いパンチ(不得意なパンチ)は褒めるんだよ。下手でも褒められた何度も出すようになるだろう、そうすると悪いパンチがよくなるんだよ。あと、試合で負けたときは何も言わない、その代わり勝ったときには駄目だしがすごいよ。君たちは逆じゃない、負けたときにいろいろと言って、勝ったら何も言ってないんじゃない、一流の指導者には共通してエディのような指導があるよね。』というような内容でした。根本さんも自分もかなりお酒を飲んだ上での話ですので正しくお伝えできていないかもしれませんが自分にとってはすごく斬新な内容でしたので皆さんにお伝えしたく書き込みました。その点はご了承ください!!!
負けて怒らずという話は他でも聞いたことはありますが悪いパンチを褒めて、良いパンチをけなすということが自分にとってとても新鮮な言葉でした。自分で思い起こしても、悪いプレーというのは自分が一番認識していて、それを指導者に再度駄目だしされたらどんどん自信をなくしてしまい、ひいてはプレーの積極性を失ってしまっていたし、少しうまくいったプレー(得点など)を褒められたらその精度が多少悪くても勘違いしてうぬぼれていたなあと。
いま、指導者のあり方が大阪市の高校教師のことで話題となっており、ニュースでは子供を褒めて伸ばすという内容が取り上げられていました。ですが、どの部分を褒めるかという点は抜けており、スポーツの指導においてはエディー流の褒め方、怒り方がとても面白い発想で自分の今後の指導に絶対にいかしていきたいと思いました。本当に会議に出て根本さんと話が出来てとても貴重な話が聞けました!皆さんも褒めるということをどの部分を褒めるのかという視点でも考えて見て下さい!
voice no.008 初蹴りを終えて! 2013年1月16日
1月13日(日)にユベントスの初蹴りが行われました。初蹴りと行っても12日から練習や大会が始まっており、全学年で集まれる初の練習日でした。13日も2・3年生が北足立のちびっ子大会の予選で5年生がコスモスリーグを消化してから桶川総合グランドへ集まり、おしるこを食べました。改めて最近の試合の多さに驚きます。12・13日の大会を振り返ると4年生も2・3年生もとても頑張っていたという印象を持ちました。自分としては合宿で3日間言い続けたプレーがどれくらい出るのか期待していましたがやろうと挑戦していたのは3年生の方が多かったと思います。低学年からの習慣づけがとても大事だと感じる場面でした。
初蹴りでは全学年が集まると片面では4年生対5年生のガチンコ対決、もう反面では低学年(1~3年生)対6年生(逆足のみ)のゲームが行われました。4年対5年生は5年生がさすがに優勢に試合を進めていました。ただ、判断やアイデアという点では5年生の試合内容はまだまだという感じです。低学年対6年生はコーチが低学年チームに入ってもなかなか点が取れませんでした。さすが6年生、楽しみながらも技術を見せていたと思います。
かくいう自分は積雪のあった14日から体調を崩し、何年かぶりに発熱です!昨日帰ってきてあわてて近くの病院に行きインフルエンザ検査しましたが陰性でよかったです。熱はまだまだ下がりませんが寝付けない布団の中で今のシステムでどうやったら良い形で攻撃が出来て、良い形で守備が出来るのかを考えていると画期的なひらめきがありました!ずばり、ラテラルの役割を明確にするということです。次の練習試合でぜひ試してみたいと思います。みなさん、風邪には気をつけましょう!
来週は総合型地域スポーツクラブの運営協議会で話をさせていただいた根本 重光さん(現川口市で活動)から聞いた良い話をアップしたいと思います!
voice no.007 あけましておめでとうございます! 2013年1月8日
2012年もあっという間に終わってしまい新しい年が始まりました。気持ちを引き締めて2013年も頑張って行きたいと思います。
ユベントスの活動は12日の北足立北部の4年生大会からスタートします。その4年生は冬合宿で3日間統一したテーマで取り組みましたので年末年始を挟んで個人でどれくらい成長しているのかとても楽しみです。その冬合宿では、なかなか自分が思うようには練習は進みませんでした。4年生ならばすぐに出来るだろうと思い、自分としては簡単な練習のつもりで説明しますが内容が伝わっていないのか、全く違うことをしている選手が数名います。その選手に話を聞くと、間違っていることが分からずに練習をしている選手と理解できていないままに練習を続けている選手がいます!分からないままに練習を続けてしまう選手には、分からければ聞くことが大事ということを伝えますが練習中に何度も同じことを注意することになり、その度に練習が中断してしまいます。合宿を通じてその話をすることが一番多かったと思いますが徐々にコーチのところに質問に来る選手や選手間で話をしている姿が見られました。新年も引き続きこの点は伝えていきたいと思います。勇気を持ってどんどん発言して欲しいと思います。
voice no.006 冬合宿に向けて 2012年12月19日
早いものでもうすぐ2学期の活動も終わりです。2学期の締めくくりはもちろん・・・冬合宿です。丁度来週の水曜日から始まります。合宿は長い時間トレーニングが出来る大事な行事で高学年になると合宿の取り組み次第で今後の流れが変わります。ですが、毎年、冬合宿は寒くて強風が吹くと寒さで練習になりません。そこで、防寒という視点で今日は書きたいと思います。
参考になるサイトがありましたのでそこに載っていた文章をサッカーに置き換えて引用します。
防寒の考え方
一般に「防寒」というと、ベンチコートのような分厚い服を上から羽織ることと考えている方が多いですが、ハードな運動であるサッカーの場合は、練習が始まると大量に発汗するので、薄着にならざるを得ません。しかし、少しの休憩や風などにより、手足の末端や腹部が急激に冷えるので、体調を崩すことを防ぐ為、しっかり保温する必要があります。
そこで、「重ね着」と「末端の保護」で防寒を行います。
保温する最も確実な方法は、暖かい空気の層を作ることです。複数枚重ね着すると、それぞれ密閉された空気の層が出来るので優秀な保温能力を発揮します。また、体の中心部は寒さに耐えることが出来ますが、手やつま先のような末端部はすぐにかじかんでしまうので、末端部はしっかり保温すると快適です。
もっとも練習開始の直後や休憩中、運動の始めでは体が暖まっていないため、寒さを感じてしまいます。このような場合はウインドブレーカーや保温性に優れたウェア、場合によってはアウトドア用の軽量なダウンジャケットなどを上から羽織って対処するのが一般的です。
重ね着
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アンダーウェア
汗を素早く発散させ、蒸れて体温が低下するのを防ぐ為に、専用のアンダーシャツを着ることをお勧めします。一般の綿製シャツでは汗を吸うばかりで、逆に体温を下げてしまいます。最近は汗に反応して発熱する素材を使ったアンダーシャツも市販されています。厳冬期にお勧めです。また、すでに春・夏用アンダーウェアをお持ちの場合は、それを流用することも可能です。
末端の保護
- ネックウォーマー(※必要性◎)
冷えやすい首元を包みます。襟元にふたをすることでジャージの保温力を生かす為にも装着をお勧めします。
- イヤーウォーマー(※必要性○)
耳を保護します。フェイスマスクのように、ネックウォーマーとイヤーウォーマーが一体化したものもあります。
- 手袋 (※必要性◎)
特にサッカー専用のものでなくても大丈夫です。
お奨め防寒着
そして、自分が個人的に使用していてすばらしいと感じている商品があります。ユニオンデザインのユニホームでお世話になっているクレーマージャパンさんで購入したサーキュレーションスーツです。サーキュレーションスーツとはサウナスーツのような商品です。このシャツは保温性が高く、少しの運動で温かくなるということもすごいですが何と言っても汗をまったく通しません。サーキュレーションスーツの下は汗だくなのにサーキュレーションスーツの表面には全く汗がしみてきません。このスーツを着ないで重ね着をして汗をかくとインナーシャツからジャージやその上のブレーカーまで濡れてしまい、何枚も着替えをすることになりますし汗をかいた後で体が冷えてしまうこともあります。しかし、このスーツを着るとインナーシャツのみを替えれば良いですし、着替えをしなくても体が冷えることがありません。また、着替えの時にスーツの内側がビショビショに濡れていても上下に数回振ると見る見るうちに乾きます。本当に驚きの速乾性と保温性です。大人のダイエットにも最適な服だと思います。値段が少し高いですがぜひ右記のページを見てみてください!http://www.cramer.co.jp/circulation2011/index.html
今回はクレーマーさんの宣伝みたいになってしまいましたが自分が使用してみて感動的だったので載せました。ぜひ、防寒対策を万全に冬合宿に望んで欲しいです!
voice no.005 やるときはやろうぜ!~クリスマス会を振り返って 2012年12月12日
12月8日(土)に恒例のユベントスクリスマス会が行われました。
クリスマス会ではビンゴゲームの他に3年生以上の子供達が学年ごとに出し物をします。毎年、ご父兄と選手とでやることを決めますがここ数年の定番がクイズ形式の出し物です。子供達が考えたクイズを他の学年の子供が答えて正解すると商品がもらえるという形式が多く、学年でかぶることも多々ありました。今年も事前のリサーチによると3・4年生がクイズ形式の出し物を考えているということでした。自分は独断と偏見で4年生にはクイズ形式は3年生がやるから禁止とし、4年生で何をやるかを考えていました。試合終了後の話の中で『ひげダンス』をやろうということになり1週間前でしたが急遽衣装などを用意してもらうことになりました。自分もごみ袋でタキシードっぽいものが作れればよいかなと安易に提案しましたがすぐに作ってくれてサンプルの写真を送って頂きました。それがこの写真です!出来栄えに驚きました!その後でヒゲも他の父兄が作ってくれて衣装は自分の思った以上にすばらしい出来でした。曲を使っての練習は本番2日前に30分ほどしか出来ませんでしたが照れずに踊ってくれれば結構面白いんじゃないかなと感じていました。そして、いざ本番!!!さすがドリフという感じで曲がかかるとかなりの盛り上がりを見せました。これはいけると思いましたが肝心の踊りに照れが見れてアグレッシブさがありません。舞台が狭いこともありましたがもっと踊り倒して欲しかったなあというのが正直な感想です。その後のミニボールのリフティングは予想通りに失敗し、道具を持ってのボールキャッチもまさかの失敗続き、最後にみかんを一発で睦コーチがみごと串にさすことが出来てその場は盛り上がりましたが全体的には練習不足という感じでした。それでも、クイズを淡々とやって終わるよりも何かをやろうとしたことに価値があったのかなと思います。来年は周りの大人主体ではなく子供達が主体で取り組めたらさらに面白くなると思います。来年の4年生に期待しています。※その後1年生に話を聞いたらひげダンスをほとんどの子が覚えていて面白かったと言っていました!
voice no.004 イメージがすべてだ! 2012年12月4日
まさしく、あっという間に今年も残り1ヶ月となりました。そんな中、昨日4日に桶川中にて2013年度の朝日ジュニアユースフットボールクラブセレクションが行われました。24名の参加があり、午前中までの雨でピッチ条件は悪い中でしたがみんな頑張っていました。全体的な印象としては、技術のレベルは高く年々うまい選手が多くなっているという印象です。多くの選手が入会してくれればとても強いチームが出来るだろうという期待を持ちました。
内容としては、ラダーによるステップ練習、バー越えのリフティング、リフティング計測、ボール回し、ミニゲームと行いましたがそんな中で自分が一つ気になることがありました。2番目に行ったバー越えのリフティングについてです。初めて挑戦した選手が多かったようで最後までクリアできたのはわずか数名でした。リフティングをやりながらジャンプをするという動作が初めてだと思うのでうまくいきません。そこで待機中の選手に注目していましたが自分の番が始まるまでにジャンプをしてリフティングをするということをイメージして時間を過ごしている選手はいなかったと思います。試合で想定するとあまりよくある場面ではないと思いますがそれでもスライディングに来た選手をかわしてのシュートなどボールを浮かせてジャンプをするという動作はサッカーでは考えられる動きです。初めての動きに対してのイメージトレーニングはとても大切でそのイメージと実際の動きを合わせていくのが練習だと思います。サッカーではイメージを共有することが大事なのでこのイメージする力を磨き、個人のプレーのイメージとチームのイメージを合わせていく必要があります。ですから、日ごろから良いイメージを持つということが成功の第一歩なので朝日ジュニアに入部した際には良いイメージを持ってトレーニングに参加して欲しいと思います。12月6日にもセレクションは行いますので大勢の方の参加をまっています!
voice no.003 足育について 2012年11月29日
『足育』って言葉を聞いたことがありますか?自分もつい先日耳にしました。足育で検索すると専門的なことがたくさん乗っていますのでその説明は抜きにします。人間が立ったり、歩いたり、走ったりするときに地面と接しているのは足だけです。とにかくサッカーにおいては足は絶対的に大事なものですね。その足とグランドの間にあるのは靴と靴下だけです!足育の勉強をしてから意識して子供たちの靴を見るようにしています。すると、低学年のこのほとんどが中には中学生までもが自分の足にあっていない靴を履いていたり、靴の履き方が間違っていました。チェックする点をあげてみます。年間で数センチ足が大きくなる子もいますのでまめにご家庭でのチェックをお願いしたいです。
チェック その1 サイズは合っているか? ・・・当然ですがつま先が余りすぎてもきつすぎてもいけません。足の指が上下に自由に動けるサイズの靴を選んでください!
チェック その2 紐がきちんと結べているか? ・・・紐が結んであるだけではだめです。低学年のほとんどの子が紐がゆるい状態です。確認方法としては、紐を結んだままで靴を脱ぐことが出来るかどうかを見てください!もしも紐を結んだ状態で靴が脱げるということは全体的に紐の結びがゆるいので一番初めに通す部分の紐からきちんとしめ直してください。試合時に自分が適切な状態に結ぶと脱ぐときに面倒くさいと自分でゆるくしてしまう子供もいます。ゆるいままでプレーを続けるということは、スリッパでプレーするのと同じで全力でプレーすることが出来ません。面倒くさくても毎回紐をしっかり結ぶように家庭でもユベントスでも話をする必要があると思います。
成長期に正しい靴をはかないと成長に悪影響を与えてしまいます、サッカー選手にとって足の問題は致命傷ですので一日も早く適切な靴を選ぶようにしていただきたいです。
voice no.002 反復練習の必要性~とある日の練習にて 2012年11月28日
今年の4月から低学年を担当することになり、早8ヶ月目を迎えました!本当に月日の流れが早いと感じる今日この頃です。その日はいつもよりも気合を入れて練習の流れや時間の使い方を考えて自分としては良い練習が出来たなあという手応えを感じていました。そして翌日には、クラブの遠足があり、昨日練習に参加したユベントスの子供たちも数名参加していました。その昼食時の会話です。
J(自分です)『F君、昨日の練習で何を覚えている?』
F君 『・・・(少し間を空けて)ブラジル体操と・・・えー覚えてない!』
J 『よく思い出してみてよ』
F君 『・・・ブラジル体操とターンの練習かな』
そして、他の子供にも話を聞くと
J 『T君、昨日の練習で何を覚えている?』
T君 『えーと・・・特に何も覚えてないな!』すると、となりで昼食を食べていた昨日練習に参加していたK君が一言
K君 『あれ、昨日練習あったっけ?!』 思わず吉本新喜劇のようにずっこけるような見事な3段落ちでした!
自分としてはいろいろと教えているつもりでも参加している子供たちにはうまく伝わっていないということがあるということを痛感しました。だからこそ、分かりやすい説明や頭で理解しなくても体が反応するような反復練習の必要性があると思います!地道に繰り返し繰り返し行い体に覚えさせる!良い習慣を身につけさせる!飽きが来ない工夫をしながらも徹底的に反復させていろいろなことを身につけさせたいと改めて思わせてくれたエピソードでした!
voice no.001 インナーシャツについて ~いきなり寒い!
寒さが厳しい時期になってきました。寒さ対策にユニホームの下に着る長袖のインナーシャツの購入を考えている方も多いと思います。練習試合や練習では何色でも問題ありませんが大会に参加する場合には規定がありますのでお知らせしたいと思います。
ユニホームの規定では、袖から出る長袖インナーシャツの色は袖の色に合わせる必要があります。ですから、現行のユニオン上下では、全体では白のほうがメインの色ですが袖が紺色なので大会で長袖インナーシャツを着用する場合には紺色のインナーシャツでなければいけません。水色のユニホームの場合は、もちろん水色のインナーでなければだめです。短パンの下に着用するスパッツ なども同じで短パンの色と同色でなければ高学年になれば試合中に脱がなければならないこともあります。規定の解釈の間違いや規定が変わっていたらすいません!