ユベントスコーチブログ J’s Voice!
2014年10月15日
J’s Voice
NPO法人ユニオンスポーツクラブ ユベントスJFCスポーツ少年団(以下ユベントス)コーチの勝手につぶやくブログです!お時間があるときに気楽にお読みください!
voice no.097 久々の 2014年10月15日
昨日はブラジル戦がシンガポールで行われましたね。自分もテレビ観戦しましたがレギュラーと言われる選手をばっさりと変えてJリーガー主体で臨んだ采配は自分はとても評価します。そして、0-4と惨敗した後にHPでの記事を見るとかなり批判的で世界との差が開いたとか采配がどうのとか書かれていました。全くの見当違いの批判だと自分は感じました。今の日本の立ち位置は、所属のアジア地区では、チャンピオンで格上のサッカーをする必要があり、対世界という面では格下のサッカーをしなければなりません。アジアでの試合とそれ以外の試合では戦い方が全く異なるということになります。一緒では通用しないとワールドカップブラジル大会で証明してくれました。そう考えると監督もアジア予選までと突破してからワールドカップに向けてと代えるべきだと思います。そして、今の時期は、世界との差という面もさながらアジアの予選を突破することを考える時期です。いくら世界基準のサッカーをしてアンカーを置いた戦いをしても中東勢相手には全く通用しないでしょう。アジアのチームに絶対的な力を誇示して勝つ必要がある時期にブラジルとのマッチメイクで世界との差を感じて、肝心のアジア予選でこけてしまえば世界とのガチンコの戦いの場にはいけません。そういう面では、アギーレがレギュラーや実績にとらわれずに試しの場としてブラジル戦を戦ったことは正しい判断で、間違った判断はブラジルとのマッチメイクを組んだ側にあります。組むならワールドカップの前に組んで欲しかった。そして、誰が監督になっても○○ジャパンという呼び名がテレビ画面に踊っていることに本当に嫌気が差します。代表はアギーレやザッケローニ個人の持ち物ではありません。女子は、なでしこジャパンという良い呼び名があるのに男子には根付いた呼び名が無いのが悲しいです。野球のWBCで監督を務めた、現巨人の原監督が原ジャパンという呼び名を辞めてくれとマスコミに言い侍ジャパンが根付いたと聞いています。そんな監督が日本代表にも出てきて欲しいです。
先週末は久しぶりにユベントスの指導が出来ました。11日(土)は桶川東小学校での1年生~3年生の練習に途中から参加し、リフティングで2グループに分けて、片方のグループを指導しました。指導と言っても時間が少なかったのでミニゲームを見ましたがルールを少し複雑にしました。6人対6人のゲームで自陣と敵陣と入れる人数を制限してDFできちんとボールを奪われずにFWにボールをつなげるかどうかを重視したミニゲームです。初めは意図が伝わらずに適当なプレーをして簡単にボールを奪われたり、プレッシャーに簡単に蹴ってしまう事が多かったです。自分が中に入って少し動きを説明すると数名の選手が動きを理解して少しサッカーらしくなってきました。ただ、ボール周辺の選手以外は棒立ちの選手が多く、サッカーに対する理解力不足が見られます。
12日(日)は小針北小学校でROSEさんとFUJIMINOさんと練習試合をしました。リフティングの課題をクリアした選手のみで試合をすることにしました。1試合目開始時には8人制で8人ぴったりでした。そこから、数名ずつクリアして試合を続けました。試合内容は判断面での課題が多く、敵がたくさんいる所に平気でドリブルをしていきます。土曜日の練習でも感じましたがポジショニングも基本が全く理解できていなくて中央からの失点がたくさんありました。これは繰り返し、練習や試合で伝えていくしかないと感じました。そして、一番強く感じたのがチームから闘うという気持ちが感じられなかったことです。試合中に大きな声を出してしまいましたが本当にあさっりと抜かれたり、あっさりとシュートを打たれてしまいます。チーム全員で闘えるようになって欲しいと節に長いつつこの辺で・・・。