ユベントスコーチブログ J’s Voice!
2014年06月18日
J’s Voice
NPO法人ユニオンスポーツクラブ ユベントスJFCスポーツ少年団(以下ユベントス)コーチの勝手につぶやくブログです!お時間があるときに気楽にお読みください!
voice no.083 日本惨敗&ちびっ子大会レビュー! 2014年6月18日
先週末は土曜日が北足立北部地区のちびっ子大会予選が行われ、日曜日はワールドカップの日本の初戦が行われました。どちらの試合も大変に楽しみな試合ではありましたがまずはちびっ子大会のレビューから
【ちびっ子大会について】
3チームリーグの1位のみが7月20日(日)城山公園の決勝トーナメントへ進出できるということで予選はたったの2試合で1位を決めるというまさしく一戦必勝の予選の試合でした。予選開催のギリギリまでどのような形で試合に臨むか考えていましたが上尾市の大会のように全員出場でリフティングなどの上位者のみが2回出場できる形にしました。以前に口頭で登録人数を確認した所、20名以上はエントリーできないという返答だったので全員登録は出来ないと思い人数を絞る手段を考えていましたが大会要項によると試合ごとに20名しかメンバー登録は出来ないがエントリーは20名以上でも大丈夫ということだったので全員登録をして全員で大会に臨むことにしました。
1試合目は北本キッカーズとの試合で結果的には3-1で勝利しましたが立ち上がりは少し押し込まれて最初の決定機(GKとの1対1)は相手にありました。それをGKが足でセーブしてくれたので流れが徐々にユベントスに来て、ユベントスにも1対1の決定機が来ると見事にGKまでかわして先制点を入れました。この試合の流れを分けたのは最初のピンチを防いだGKのセービングだったと思います。もし決められていたら、なかなか点が取れずに負けてしまっていたかもしれないと感じました。2試合目も勝利し見事1位で決勝トーナメント進出を決めてくれました。この日はほとんどの選手に与えられた出場時間は15分のみと限られていましたがその中で個々の選手なりに力を出していたと感じました。決勝トーナメントは一発勝負なので、この日までに先発を決めるという困難な仕事があり、また頭を悩ませそうです。
【ワールドカップについて】
残念ながら初戦は逆転負けとなってしまいました。日本らしさをだしての敗戦ではないので、次のギリシャ戦には負けるにしても勝つにしても日本らしさを発揮して欲しいです。初戦の試合の内容に触れるのは専門家に任せて自分は違った視点で書き込みをしようと思います。
本当にコートジボワールの選手は身長が高い選手がいて、胸板が厚く、一回りも二回りも大きく見えました。ヤヤ・トゥーレ選手のドリブルなんてただ直線的に行くだけで全然止められませんから、怪我明けで”やや”の出来を期待していましたが”カナリ・トゥーレでした;;全然身体つきが違うので、気になって今大会出場チームの平均身長を調べてみると日本は出場チーム中、下から3番目の178.0cmでした。日本より小さい国は、メキシコ(177.5)とチリ(175.9)だけです。
ちなみに1位はドイツ(185.6)、ギリシャは184.7cmで3位でした。コロンビア(181.0)コートジボワール(180.9)です。そして、意外な事に韓国は184.3cmで5位でした。やはり日本人は小さいのかと思われた方もいると思いますが、別のデータを紹介すると分かりますがそんなことはありません。
種目 | 平均身長(cm) |
サッカー2013日本代表 | 179.5 |
野球2013WBC日本代表 | 180.8 |
バスケットボール2012日本代表 | 195.6 |
バレーボール2012日本代表 | 190.7 |
ハンドボール2013日本代表 | 184.8 |
このデータから分かることはサッカー日本代表の平均身長が低いのは日本人の背が低いのではなくて、背の高い人がサッカーをやっていないということです。平均身長が日本よりも低いメキシコ代表にも190cmを越える選手がいますので今後世界と戦っていくには190cm台の選手が各ポジションにいないと最終的にパワーと高さで押し込まれてしまうので大きくなりそうな選手にサッカーをどんどんやって欲しいです。ただ、今大会に関してはそんなことは言ってられないので残りの2試合は日本人の特徴である俊敏性と団結力で前からプレスをかけ続けて欲しいです。
週末の様子の写真は撮り忘れてしまいましたので撮った方がいましたらまたメールでいただければと思います。
最後に今週末は4年・5年・6年生と公式戦がありますので奮闘を期待しています。