ユベントスコーチブログ J’s Voice!
2013年10月02日
J’s Voice
NPO法人ユニオンスポーツクラブ ユベントスJFCスポーツ少年団(以下ユベントス)コーチの勝手につぶやくブログです!お時間があるときに気楽にお読みください!
voice no.045 がんばれ3・4年生! 2013年10月2日
気が付けばもう月は二桁の10月になっています!本当に月日の流れが早いと感じる今日この頃です。先週末は上尾・桶川・北本のほとんどの学校が土曜日に運動会がありユベントスの活動は日曜日のみでした。運動会では日頃ボールを追って走り回っている成果が出て活躍してくれたと思います!?日曜日自分は行田泉団長杯少年サッカー大会に3・4年生を連れて参加してきました。会場の行田総合運動公園はとても広いグランドで少年コート2面のとなりでは社会人のソフトボールの試合が行われており、ソフトボールの1塁側のベンチがサッカー場のゴールラインから1mぐらいの場所に接近していてしばしばソフトボールがサッカーグランドに入ってきました。
この日は4年生7人と3年生10人の17名で大会に臨みました。引率は自分と川上コーチで審判が二人入らなくてはならなく、試合・審判・試合・審判と繰り返しでコーチたちが試合の準備を見ることは出来ない日程です。朝グランドに到着するとその旨を話し、とにかく試合準備は全部選手でやる必要があるから試合の予定表と時計を見て集合に遅れないようにと指示をしました。あと、試合には全員が均等に出ることがルールということを付け加えて子供たちの様子を見ていましたが試合開始時間と準備運動の時間の計算が出来ていなく試合のメンバー決めにかなりの時間を使っていました。メンバーが決まった時には余り時間がなく各自で軽く動いて試合に臨んでいました。
準備不十分の割には、1試合目はかなり良くボールが動いていてチャンスも多く作っていました。ただ、チャンスを決められずにカウンターからピンチが数回あるという展開です。前後半で選手の力が均一になっていないので前半チャンスをのがすと後半はチャンスが少ないままに0-0で終了しました。結果的にはこの試合に勝てなかったことでメダルのチャンスをなくすことになってしまいました。2試合目の準備の時間には、自分は第4審をやりながら選手の様子を見ていましたが皆で話し合ってからボール回しか何かをやって集合時間に遅れずに準備をしていました。やれば出来るじゃんとうれしく思いました!ただ、相手の力を考えずに適当にやりたいポジションにしていた感じだったので失点を重ねてしまい2試合目は負けてしまい予選の最終戦になりました。2位を狙うには得失点差が絡んでくるので大量点を入れなくてはならない試合です。もちろん自分は何点取らなくてはいけないか分かっていましたが誰もそれを気にしていません。とりあえず10点とろうと言って試合に臨んでいましたがそれでも、自分が得点力があると思う選手をGKにしたりとあまり深く考えて望んではおらずに結果は得失点差で3位となってしまいました。2位になったチームとの試合は引分けでしたが内容を見ればユベントスの方が圧倒的に優位に試合を進めており、全員を出すという条件のために得点勝負となるとどうしても上位にいけないという結果でした。もう一つのブロックの1位と2位も得失点差で決まりましたが自分は2位のチームの方が直接対決では優位に試合を進めていたと感じたのでつくづくこの得失点差はいらないなと感じました。
そして、迎えた順位決定戦!この試合も休んだ回数のみで適当にメンバーを決めているので前半が4年生7名+3年生4名、後半が4年生2名+3年生9名というバランスの悪いメンバー構成になっていました。そして試合展開は前半は数多くの決定機をはずしてしまい、カウンターから2失点をして0-2で折り返しました。後半は前半よりも明らかに力は劣りますが何とか相手の攻撃を抑えて0-0でした。結果は0-2の敗戦でしたがスコアだけみると後半の方が良いという結果に本当にサッカーは力関係だけではないなと痛感する試合でした。
試合の準備やメンバー選びなど口を挟みたいことはたくさんありましたがあえて言わずに自分たちで気が付いて欲しいと考えています。ただ、この日の試合中にはうれしいこともありました。この日も湿度はあまりなくても、とても暑い陽気でした。すると4年生の新谷君が頭をぬらすバケツとスポンジを荷物置き場からもって来ました。誰も指導者は指示をしていないので自分で考えて行動したんだと思います。試合の合間にはバケツの水をまきちらし遊んでいましたがこの自分で考えて行動したことをとても大事に思い褒めたいと思いました。そして、優秀選手に自分が選出したのは3年生の木村君です。なぜ、選出したかと言えば確か3試合目の前半はベンチにいて、ベンチの様子を自分はたまに見ていましたが相手があまりレベルが高くないのでベンチで遊んでしまっている選手もいる中で木村君は真剣な目で試合を見ていて、指示の声も出していました。そして、後半から出場すると得点を入れていました。自主的に真剣に取り組んでいる姿と結果に自分はこの日の優秀選手に選びました。また、怪我をして休んでいる塩沢君も会場に来てくれて久しぶりにみんなと顔を合わせていました。まだまだ、3・4年生を見ているとバラバラで何も言わないとふざけてしまう兆候がありますがそれを指導者が威圧して押さえつけても何も変わらないと考えているので選手が変わると信じて指導しています。この日も少なからず良い面が見えましたので今後の3・4年生に期待しています。例のごとく写真はブラジル体操と最後の閉会式の物です。なかなか、試合中の写真が撮れないので同じような写真になってしまっています。