ユベントスコーチブログ J’s Voice!
2013年07月17日
NPO法人ユニオンスポーツクラブ ユベントスJFCスポーツ少年団(以下ユベントス)コーチの勝手につぶやくブログです!お時間があるときに気楽にお読みください!
voice no.038 ユベントスの新習慣!!! 2013年7月17日
3連休は各学年試合が盛りだくさんでした。土曜日はちびっ子大会の2位リーグ戦が桶川総合運動場で行われました。とにかくグランドに石と雑草がたくさんあり試合の前に鍬を使って雑草を刈っていましたが手に豆が出来るぐらい大量にありました。大会の会場の隣ではジュニアユースの練習試合もあり、中学生には小学生の会場準備も手伝ってもらってとても助かりました。
ちびっ子大会のスタメンは2・3年生全員からリフティングの数で決めましたが2年生が5名も入ってきました。試合ではとても粘り強く戦ってMJに1-0、上尾東に3-1と勝利が出来ました。順位決定戦の小針戦では集中力を切れせてしまい負けてしまいましたが集中力を欠いている選手の多くは2年生だったので3年生には練習をたくさんして3年生全員がスタメンになれるようになって欲しいと思いました。
そして15日は小針領家グランドで2・3・4年生の練習試合でした。実はこの日から始めたことがあります。
準備体操のブラジル体操前に学年ごとに円陣をすることです。なぜ、円陣を取り入れたかというと先週のジュニアユースの練習時に曜日によっては練習前にだらけていることがあるという指摘があり、ジュニアユース担当の込田コーチから練習前に選手で円陣を組んでから練習に望むという提案が出されたからです。ジュニアユースでは数年前に練習前の円陣は行っていたことがあって担当が替わってしまいなくなってしまいましたが復活させ必ず継続させようと話をしていました。だったら、小学生から統一して行ってはどうかと試しに取り組んでみました。
試合前に声を出して気合を入れるなら同じように練習前にも気合を入れるという意味だけで円陣は良いと思っていましたが実際に円陣をさせてみると学年によって全然話ができていなかったり、リーダーシップを発揮できる子供がいるところはたくさん話が出来ていたりと子供たちの人間性がよく見えます。面白いことに低学年になればなるほど良い話をしているようでした。
小学生の試合前に行っている円陣とはキックオフ前に選手が丸くなって声を出すという気合を入れる儀式みたいなものでこれまでの試合前の円陣は指導者が内容を考えたこともなく何となくはやりの掛け声でやっている感じですが実は声を出し気合を入れること以外にも円陣には重要な役割があります。その役割とは、選手同士でその試合の戦い方の最終確認をするということです。試合前にはコーチからの指示を聞いて試合に臨みますが中には試合直前には頭から抜けてしまう選手もいます。それを円陣で選手のみで最終確認が出来れば迷いなく試合に入って行けますし、全員で戦う気持ちなどを再認識できると思います。ですが6年生ですら声を出すだけで選手間で戦い方の話はしていないと思います。考えてみれば円陣にコーチが入ることは絶対になく、どんな話をしているのかも全然分かりません。それを練習前にトレーニングの一部として取り組めばどういう話をしているかも分かりますし、最初は内容のない話でも意味のある物に変えていくことも出来ると思いました。それが習慣になりハーフタイムでも試合終了後でも円陣を組んでよい話が出来るようになれば素晴らしいなと思います。今後も継続して取り組もうと思います。
いよいよ今週末から夏休みが始まり尾瀬遠征から泊まり行事もスタートします。夏休みの週末以外のユベントスの活動内容を質問いただいていますので近いうちに夏休みの予定をお知らせしたいと思います。